アルヴィドの持つ武器であり、遥か昔に彼を人間から化け物
へと変えた魔鎌。
かつて珊海王の手にあった財宝の一つであり、伝説となった
あとの事情についても詳しい知識を持ち、円環を安易に求める
者に思わせぶりな忠告を放つ。
契約者を吸血鬼へと変貌させる能力を持ち、また手にした者
と心話での対話を可能とする。性格は皮肉屋であり、からかう
ような口ぶりで相手を揺さぶることを好む。
相棒であるアルヴィドの在り方を鑑賞し、その変化を楽しむ
ため力と知恵を与えていく。
領主からの指示をロヘル海軍全体へと伝える副官の立場であ
り、ボルハのわがままに一番振り回される苦労人の海兵。
事務処理能力が高く、ボルハからの無茶な指示もこなせてし
まうため、ある程度の権限を持ち給金も良いが、その分心労も
多いため転職を視野に入れている。
事なかれ主義であり、基本的にボルハの指示にそのまま従うが、
本当に状況が悪化するときのみ意見を出し、事態を修正しよう
と励む。心の中ではボルハの言動にいつも突っ込みを入れてお
り、あまりにも酷い場合はよく口が滑ってしまう。
ボルハから一度も名前を呼ばれたことがないが、特に気にして
いない。