『乱塵の狩人』とも呼ばれる、ソロモン七十二柱が一柱とさ
れる魔神。
強靱な力を有する複数の腕と、自身が最も得意としている
弩を始め、幾つもの武器を以って戦いと論争を引き起こす。
大型の弩から放たれる矢は、対象に壊疽傷を与え必ず死に至
らしめると文献に記されている。
物事を静かに観察し、冷静沈着かつ落ち着いた物腰で言葉
を発するが、ひとたび戦いに発展すると形相を変え、相手が
絶命するまで矛を収めることはない。
その姿はさながら殺人鬼のようだと対峙したものは口を揃
えて言う。