このゲームは従来のエウシュリーSRPGと同じく100近い戦闘マップ内で敵を倒したり、特殊な勝利条件をクリアすることでキャラクター(ユニット)が成長していきます。また戦いの結果だけでなく、集めたアイテムや出会った人物とのやり取りの過程で選べるマップや最終的にエンディングなども変化していきます。

仲間になっていくユニットは移動特化型や魔法特化型など特色ある能力が
備わっていますので様々な地形に合わせて使い分けていきましょう。

「終の御祠(ついのごし)」と呼ばれるこの物語の中心となる重要な場所です。キャラクターの成長や仲間達との親睦、また探索に必要な準備を行うための施設がそろっています。
「神の戒土」から授かる継授の譜(けいじゅのふ)を成長させるため、様々な地方に赴き、ライバル達と競ったり、ヒロイン達とデートしたり、種族の壁を超え頼れる仲間達と協力して頂点を目指しましょう！

本作の舞台は『ディル＝リフィーナ』ラウルバーシュ大陸の中原西部にある「クヴァルナ大平原」になります。
全体マップに表示されている四角いパネルの集合体からなるエリアから、行きたい目的地を選択して条件を満たすことで、無色のパネルが自分の行動範囲色である水色にかわり、いつでもそのマップへ再訪問ができるようになります。
探索エリアの再訪問では、宝箱や戦闘、時には新種の仲間に出会うなど、多くのイベントが待ち受けています。状況によってはライバルに先を越されてしまうことも！？

キャラクターステータスは「継授の譜（けいじゅのふ）」で確認ができます。クエスト達成で貰える「神符（しんぷ）」を埋め込むことにより、自分と仲間の能力の向上やレベルアップ、新しい技の獲得などを行うことができます。
また重要クエストを達成すると印が押され、規定数に達すると次のランクの継授の譜を授かることができます。

様々な試練を達成したり、ＭＡＰで宝箱を見つけることで「神玉（しんぎょく）」を得ることができます。これを各ユニットに装着することで、新たなスキルや技、回復アイテムなどを装備させることができます。
神玉は神符と違いキャラクターで共有できるので、色々なキャラクターに装備をさせて、苦手な部分を補ったりできます。交換などでも手に入れることができるので、ライバル達に取られないように集めていきましょう。
ただし、神玉はキャラクターのレベルによって装備できる数が限られるぞ！

今作もマニュアル不要の遊び易さを追求したチュートリアルと、色々な情報が目で見える親切設計なSRPGのターン制バトルになっています。
さらに、仲間からの支援攻撃や範囲攻撃、新要素を加えて戦術性は強化され、行きたい場所や倒したい敵が一目で分かる情報量、クリックするだけで簡単に戦闘を進められ、タッチパネルにも対応しています。
移動距離やダメージなども目に見えるので、SLG初心者などにもオススメな戦闘になっています！

主人公セリカの魂は女神アストライアの体と深くかかわり、力を失ったセリカの体は非常に不安定化しています。その状態はシステムにも反映されゲーム画面の左上の女神化ゲージの変化によって恩恵とも災難ともいえる効果を発揮します。
女神化はマップ探索や特定イベントによって進行し、セリカの能力は徐々に変化します。
ゲージが０に近づくと女神化が重度の進行を示し、物語上でのセリカの死に繋がる半面、強力な神の力が解放されたり、予知夢にも似た未来の啓示を得ることができます。
しかし、セリカのパラメータに制限が加わり、迷宮探索の中断を余儀なくされたり、女神の魅力に引き寄せられた強敵の登場頻度が高まったりします。

本作の新要素の一つ、「憑石（ひょうせき）」は、戦女神シリーズで特定の魔物が戦闘参加するシステム『召喚』『召聘』『支援』に加えた強化要素です。
今作は５０体以上の魔物を捕獲することができ、支配・契約した状態で石としてアイテムを所持します。この魔物達は『支援』で戦闘参加させる以外に、主人公や仲間キャラクター一人につき最大３体まで憑石化した魔物を「装備」させて、その力を得ることができます。組み合わせによって本体キャラの「弱点を補う」「長所を伸ばす」「奇跡的な変質による相乗効果」「相性が悪い」といった能力変化が表れます。