周囲をイウーロ連峰に囲まれ、天然の城壁により守られてきたメンフィル王国。
地下に棲む魔神とは互いに不可侵状態が続き、かつては人間族の王により統治されていた。リウイが王となった現在は、金鉱からの水質浄化や農作物の改良量産など国内政策に重点をおいている。その善政により、闇夜の眷属の国家として周辺国より封鎖政策を受けていたにも関わらず、人口が増加している。
カルッシャ王国は、レスペレント地方で最も大きな国家。
かつてのメンフィル王国とは交易が盛んに行われており、比較的穏やかな関係にあった。しかし、カルッシャ第三王女のイリーナ・テシュオス(現在はメンフィル王妃イリーナ・マーシルン)がメンフィル第一王子へ嫁ぐ折に、リウイ・マーシルン(主人公)に強奪されたことにより、リウイが王となった現在も険悪な状況が続いている。
レスペレント地方の中央にある重要な戦略拠点で、交易の中心地。
中立の自由都市として様々な民族種族が出入りしているが、周辺諸国の圧力もあり、必ずしも“闇夜の眷属”に友好的とは限らない。
他国の軍隊を駐留させることで均衡を保っているが、カルッシャ王国が優位に立っているのが実情。
リウイの治めるメンフィル王国を敵視している国ばかりではないが、カルッシャ王国の影響から、敵対姿勢を見せる国家があることも事実である。
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