街の東側にかけていくつかの支部を持つ「ミルフェ商工会」
の重鎮。良質の酒蔵を持ち、豪胆な発言力と人柄から人気
は高く、強引な形で駐屯せざるを得なかったレウィニア騎
士団との仲介にも尽力、物資の供給を示してくれた数少な
い理解者。一方で商工会と麝香商会との間で競争が増して
おり、店同士のトラブルに頭を抱えている様子である。