蜜蜂の荒地一帯を支配している、人間の姿に化けた睡魔族。
　王族の者ではないが、勝手気ままな女王然とした振る舞いから皮肉混じりに「女王」と呼ばれている。

　エミリアに呪術で声を奪われて以来、彼女に付き従っている元盗賊団の女頭領。
　呪いを解くには己自身の手で術者を殺さねばならず、解呪の機会を窺いながら日々エミリアのそばに控えている。

　一部地域を取り仕切る、盗賊団の頭領。
　エミリアには名目上従っている状態であり、裏ではいつかエミリアを出し抜こうと画策している。

【蜜蜂の荒地　部隊ユニット】 　蛮族や奴隷を中心とした人間部隊に加えて、エミリアが召喚する霊属やゴーレムなどの混成部隊が登場。
　また、暗殺部隊を送り込んだりとザルフ＝グレイスに対して挑発的な行動をとる。

　一族の巫女であり、部族長でもある女性。
　隣国レノアベルテとは同じ一族であったが、袂を分かち今に至る。
　レネオルシアを敵対視しており、主人公に対してはやや好意的。

　他のエルフ族にとっても長老的な存在で、千年近く生きていると言われている部族長。
　ヴァリ＝グレイスメイルとの分裂後は、独自の文化を築いてきた。
　島にあるルリエン神殿を守ることを使命としている。

【レノアベルテ軍　部隊ユニット】 　海に囲まれたレノアベルテには飛行ルートしか存在しないため、部隊は精霊や飛行生物、それらに跨った上級エルフで編成される。
　飛行部隊のみ侵攻可能なため、攻め込む場合は注意。

　巨人族を率いる部族長。
　性格はお山の大将そのもので、エミリアに焚きつけられて主人公を敵対視するようになる。
　根城には大勢の女房を囲っている。

【ドルプケイス軍　部隊ユニット】 　個体数が少ないトロウル、巨人系の部隊が大半となる。
　ただし、巨人系ユニットは戦術スキル「人類殺し」を持っているので、ザルフ＝グレイスに所属している人間部隊は注意が必要。

　遠征軍軍団長を務める、一部族国の王子。
　西端遠征から戻り、今回のルア＝グレイスメイルの顛末を知る。
　昔からシルフィエッタを見知っており、彼女へ求婚するつもりでいた。

【ベルテガーライル軍　部隊ユニット】 　他のエルフ軍に比べて凡庸な部隊だが、比較的人口が多いために物量で攻めてくる場合がある。
　西端遠征より帰還したサーシュがいる遠征軍は秀でて強力である。